雨の中、上野
2017年 07月 27日
先日、結構な雨の中、上野までお出かけしたのです。
私たちの目的はトーハク、東京国立博物館です。
まさかこんな日なら混んでないだろうと思ったわけですよ。雨だし。
しかしながら上野駅を降りたら、結構な家族連れの数で。
「これはヤバい。さすがにこんなに雨が降っていて動物園はないだろうし、この全部が科博(科学博物館)に行くとは考えにくい。ってことはついにトーハクの時代がきたのか???」
って思ったけど、雨の中動物園の方に向かう人も多かったし、残りのみんなは科博の深海展の行列に並んでおりました。トーハクへ着くと、海外からの観光客ばかり。日本人はおりません。
でもね、追加料金なしで見られる屏風の展示、面白かったよ。多分、人生でこんなに屏風に興味を持つ瞬間はなかったと思うし。
そして、息子がある仏像の真似をして立っていたら拝んでくれちゃった男性、一緒に海獣と葡萄を探してくれた男性、着物を一緒にうっとり見てくれた女性、やっぱり感覚が違うので楽しいです。
建物を出た後、娘がしみじみと「海外の人ばかりだったね」というので「日本人の子供にあった?」と聞いたら「会ってない」と言いました。ちなみに日本人じゃない子供にはたくさん会いました。
日本人は美術・芸術作品があるところに子供連れで行くのをすごく躊躇うと思うんですが、この時にしかない感性で感想を言ってくれるのは本当に面白いし、私もかなり笑わせてもらいました。
そういう意味では国立西洋美術館のアルチンボルドは美術館側の新しい試みなのかな?公立のところは子供を嫌がらないけど、私立のところは嫌な顔をするところもあるし。
もっとこういうところが楽しいと感じられたら豊かな日々が過ごせるのにな。入場料620円だし、子供はかからなかったしね。などとも思いました。
ってことで今年も夏休みは美術館と博物館を巡ります。来週は古代オリエントに行きたいと思っておりますよ。特別展は魅惑のランプだそうです。ジーニーに会えるかな??
by blue-star-cherry
| 2017-07-27 12:03
| ☆子ども